前回のブログ(https://yoneken.jp/blog/archives/51)では、土地を見極めるときのポイントについてご紹介させていただきました。その中で「この土地には、このぐらいの大きさまでは建物を建ててもいいですよ」というのが法律で決まっているとお伝えしたのですが、そのときに指標となるのが「建ぺい率」と「容積率」という考え方です。

少し専門的な話になってしまいますが、土地を決めるときには知っておきたい知識。知らずに土地を決めてしまうと“思っていたよりも家が小さくなってしまった”なんてことが起こる可能性もあるからです。

「建ぺい率」ってなに?

建ぺい率とは、「屋根を含む建物の面積」が、真上から見たときに“土地全体

の面積(敷地面積)に対して何%か“を表したもので、地域によって何%まで建てていいのかが決められています。これを知るためのものが前回のブログでご紹介した用途地域です。

例えば、敷地面積が150平米、建ぺい率50%の地域であれば、75米までが建物を建てられる面積ということになります。

 

容積率ってなに?

容積率とは、「建物の延べ床面積の合計」が“土地全体(敷地面積)に対して何%か”を表したもの。2階建てなら1階と2階の床面積の合計が延べ床面積となります。玄関やバルコニー、小屋裏は基本的には延べ床面積には含まれません。

容積率は、下水や周辺道路などのインフラと人口のバランスを取り、快適な住環境を守るために使われていて、「人口が増えすぎてインフラが追いつかない」といったことがないようにコントロールしています。

土地を購入する際は、前回のブログでご紹介した見極めのポイントと合わせて、その土地の建ぺい率や容積率を確認した上で決めれば、理想の家と実際に建てた家との間にズレが少なくなります!

とはいえ、ご自身でここまで考えていたら大変ですよね。

米田建設は家づくりをトータルでサポートできるのが強み。土地探しにおいても安心してご相談いただけます。