こんにちは!

米田建設の松田です。

 

以前、人気情報番組「TNCももち浜ストア」でも紹介された春日市のF様邸。

『“こだわり”を削ぎ落とした先に理想の家がありました。』

そんなF様邸から学べる家づくりのヒントについてご紹介します。

辿り着いたのは、1階中心に平屋のように暮らせる家

「最初は数多く見学したモデルハウスやオープンハウスの“いいとこどり”で家を建てようとしたのですがしっくりこなくて。後になって、立派な家、見栄えのいい家にこだわり過ぎたのが原因だと気づきました。」とF様。

そこで、“自分たちの暮らし方にしっくり来ているか”と暮らしと向き合って考えてみて、廊下や壁を取っ払った“1階を中心に平屋のように暮らせる家”という理想のイメージに辿り着きました。

敷地の南側ギリギリまでリビングを広げ、スペースに無駄をなくし、浮いた分を収納スペースに充てる事で家事ラクな間取りを実現しました。

 

繋がり感のある開放的な空間

約13畳もある吹き抜けのリビングには、梁がありません。また、バスルームも扉をガラス張りにすることで、バスルームと脱衣室までがひと続きのように・・・。さらに、引き戸のレールや床と壁との間の境目を目立たなくする工夫も施しました。

これらによって空間がさらに開放感を増して、どこにいても家族の気配を感じられる家ができました。オープンな空間だから小さなお子様の姿も見えて安心です。

 

細部まで語りたくなるような造作家具

細部まで語りたくなるような造作家具は、F様の感性に沿った思い通りの素材・デザインに仕上がり、F様邸にぴったりと馴染んでいます。

米田建設の得意とするアイアンと無垢材を融合させたリビング階段は、繊細さと素材の無骨さが空間のアクセントに。窓枠やドア枠、壁と床の境目につける巾木もなくして、余計な装飾のないシンプルなデザイン。造作のテレビ台やキッチン収納で、全体のトーンを統一させます。

 

高いデザイン性ながら国が指定する様々な条件をクリアしたゼロエネルギーハウスなので、国の補助金も有効に使うことができました!

「1日家にいても、使わない場所が1つもないというのもいいですね。外観も室内もデザインは極力シンプルで、なおかつ使いやすいところに満足しています」とF様。

 

 

些細な違和感が出てくればF様が納得出来るまで打ち合わせを重ねたので、無事に引き渡しを迎えたときは私たちも達成感に満ちたことを覚えています。

憧れを越えて、“暮らしに馴染む”を追求した先に理想の家がありました。