突然ですが、建築士ってどんなイメージをお持ちですか?なんとなく、「理系でクール」なイメージを持たれがち。。。でも実は、文系な雰囲気だったりします。

 

「もっと身近に感じていただきたい!」

そんな想いもあって今回のブログでは、私、松田が建築士について語ってみようと思います!

建築士ってどんな仕事?

建築士は、お客様からヒアリングをしたことを設計や構造計算、性能値など、テクニカルなスキルを使って組み立てていく仕事。でも、どんなに知識やスキルがあっても、お客様の要望を引き出すためのコミュニケーション力がなければ、理想を形にすることはできません。

なかにはオリジナル性の高いデザインにこだわる建築士もいますが、大前提として「人の命」を守ることが建築士の仕事であるということ。人がより快適に、より幸せな暮らしを手に入れるために建築士の知識やスキルが活きてきます。

 当たり前を疑うことが一人ひとりに合った、時代に合った家づくりになる。

Aさんには必要だけどBさんには不要なもの、昔は必要だったけど今は必要ないものってたくさんあります。

例えば、コンセント。昔はコンセントに差し込んで使っていた掃除機も、今は充電式タイプがほとんど。そうなると、廊下に必要だったコンセントも今は不要だったりします。でも、もしかしたらAさんの暮らしには必要かもしれない・・・。

だから教科書通りではなく、その方の今の暮らしも理想の暮らしもしっかり伺い、擦り合わせていく力が必要なのかなと感じています。当たり前を疑い、疑問を持つことって本当に大切です!

家づくりは、お客様と建築士、職人たちの共同作業

“できない”とは言いたくないですが、全てにイエスと言ってしまうのもダメだと思っています。そのためにも、建築士として自分の軸を持ちながらお客様と同じ目線に立ち、自分ごととして考えるからこそ、お客様に寄り添った提案ができるんだと。

どれだけ相手の立場に立って良いものを与えられるか」を日頃から真剣に考えていますが、それだけではお客様が100%満足する家はできなくて、そこにはやっぱりお客様の力も必要なんですよね。

 

だからたくさん理想を話してほしいと思っています。今の生活についてもたくさん教えてほしいと思っています。お客様が話してくれるほどに、理想の家に近づいていきます。

だから「こんなこと言っていいのかな」なんて遠慮は不要です!家づくりの仲間だと思って何でもご相談ください。