汚れにくい外壁選びのコツ|よねだの家ラボ

これからやってくる梅雨の時期。外壁の汚れが気になる方も多いのではないでしょうか。
今回のよねラボは、きれいな外壁を保つための素材の選び方とコツをご紹介。

《 汚れにくい外壁 》
◆ガルバリウム(金属)の外壁

ガルバリウムは、アルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板の素材。湿気が多い場所や日当たりが悪い場所に長時間さらされてもコケがつきにくく、外壁の美しさを保つことができます。
ただし、金属なのでサビや傷には弱いという特徴も。

◆光触媒の外壁(サイディング)

住宅の外壁材として最も普及しているサイディング材。米田建設では、光触媒機能のあるサイディングを使用しています。光触媒機能のあるサイディングは、付着した汚れを太陽の光で分解し、付着力を弱めます。たとえ汚れが残ったとしても水と馴染みが良いので、雨が降ったときに汚れを浮かして洗い流してくれます!

▼参考サイト
KMEW: https://www.kmew.co.jp/shouhin/siding/feature/yogore.html
◆塗り壁の外壁

昔ながらの塗り壁は、塗り方によって汚れを目立ちにくくすることができます。
以前ご紹介した大野城市のH様邸
(https://ameblo.jp/yonedakensetsu/entry-12433585972.html)も塗り壁を採用していますが、最初からヒビが入ったように外壁を塗ることで、5年ほどたった現在も汚れを感じさせません!
ただ、塗り壁はコストが高くなってしまうというデメリットも。

◆定期的なメンテナンスを!

どんなに汚れにくい外壁を選んだとしても、日当たりが悪い、近くに森があるなど、環境要因によって汚れてしまう場合も残念ながらあります。
対策としては、定期的に「硬すぎないブラシ」を使って外壁を磨くこと!高圧洗浄機を使う方もいますが、外壁の表面塗膜が剥がれてしまうのでおすすめではないかも。

また、外壁そのものよりも、「コーキング」という継ぎ目の部分が先に汚れてくるので、汚れにくいコーキングを使用した上で、5〜7年を目安にコーキングの打ち替えを行うと良いでしょう。

白壁にこだわらない場合は、最初から暗めの外壁を選んだり、凹凸が多く陰影の多い壁を選べば汚れは目立ちづらいので、これも選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。