こんにちは!
米田建設の松田です。

雑誌やSNSで収納特集を目にすると、ついつい買ってしまうという方も多いのではないでしょうか。多くの人がモノの量をざっくりと把握するだけで、それに合いそうな収納グッズを買ってしまうようです。これが失敗のもと!今回は、収納グッズを購入する前にやっておきたいことをご紹介します。

◆整理収納の手順

整理収納は、「モノの全体量を把握すること」から始めます。少し面倒に感じるかもしれませんが、片付ける場所から一旦すべてのモノを出してみましょう。これは、世界で活躍中の片付けコンサルタント“こんまりさん”もおすすめしている方法です!
イメージがつきやすいようにクローゼットの服を例にお伝えします。

1. クローゼットからすべての服を一箇所に出します。
2. 集めた服を仕分けます。【比較的よく着る服】は右側に、【ほとんど着ていない服】は左側に置きます。
3. 右側の【比較的よく着ている服】を、さらに《使用目的(仕事用・プライベートなど)》、《使用頻度が高いもの・低いもの》、《夏用・冬用》と、カテゴリー別に分けていきます。ここでようやく必要な収納グッズがわかるので、購入しても間違いがなくなります!

4. ほとんど着ていない服で不要なものは処分し、今すぐ処分できないものはまとめて箱などに収納しておきます。(半年〜1年に一度見直して不要なものは都度処分しましょう)
5. カテゴリー分けした残す服は、そのままカテゴリー別に収納していきます。カテゴリー別に収納すると、ぐんと使い勝手がよくなります。
使用頻度の高いものを中段・手前に、使用頻度が低いものは上段や下段、奥へ。

◆収納のルールを決めておく

モノの住所(定位置)を決め、モノの適正量を保てば、いつも美しい状態を保つことができます。
モノの量は収納ボックスに入りきる分、ストックは1つまで、ストックを使い始めたら新しいストックを購入する、といったように収納のルールを決めておくこと、そのルールを家族で共有することが大切です!

◆人気の収納用造作家具も収納グッズを決めてから

米田建設でもご要望が多い収納用の造作家具。可動棚を造作するので、高さは調整できますが、奥行きは変えられません。造作家具をつくる際は、
・収納の目的(何をどのくらいの量)
・使いたい収納グッズメーカー
・収納グッズのサイズ
を事前に決めていただいています。収納場所を余すことなく活用でき、使い勝手がよく、美しい状態も保てるようになりますよ!

ちょうど衣替えの時期なので、衣替えと一緒に収納も見直してみてはいかがでしょうか。