服の着こなし方でその人の印象が変わるように、「なんかオシャレ」と感じる家には「オシャレに見える空間の使い方、魅せ方」があります。

“ニッチ”や“飾り棚”といわれる壁を活用したインテリアもその1つ。今回は、米田建設で家を建てていただいたお客様の事例の中から「ニッチ・飾り棚」をご紹介します。

「ニッチ」とは?

「ニッチ」とは、壁の一部にくぼみを作り、収納や飾り棚として楽しめるスペースのこと。活用方法によってオシャレさをアップしてくれます。

キッチンにあると便利な「スパイスニッチ」

腰壁のあるキッチンの裏側には、スパイスニッチを作って調味料や洗剤などの収納スペースに。料理や洗い物をしながらさっと取り出せて、さっとしまえます。ニッチがあるおかげで、キッチンの作業スペースはいつもすっきり!

写真を素敵に飾るスペースは、まるで写真館

家族の大切な瞬間を切り取った写真はアルバムにしまうだけでなく、いつも目に留まる場所に置いて置きたいですよね。

 

でも、写真たてに入れて並べるだけでは、雑多な印象になってしまったり、一気に生活感が出てしまう場合も。写真を飾るためのニッチがあれば、インテリアにそのまま馴染みやすくなり、まるで写真館のような素敵なスペースに仕立ててくれます。

 

ニッチを作る場所としてご要望が多いのは、家族が集まるリビングやダイニング、廊下など。インテリアのアクセントにもなりますよね!

プライパンも魅せてオシャレに

キッチンの壁面に作った飾り棚には、お気に入りのフライパンやお鍋を並べてオシャレなビストロのような雰囲気に。無機質になりがちなグレーの壁もナチュラルな色みの棚が入れば、優しさが加わって女性らしい上質な印象になります。縦の間隔が広めなので、棚にたくさん並べてもすっきり!

飾り棚は引き算と足し算で絶妙なバランスに

飾り棚は「魅せる」だけでなく、引き算して「隠す」というワザも。生活感が出てしまいがちなエアコンも上手に隠せば、インテリアを崩すことがなくなります。

飾り棚のスペースは余白を意識することで魅せたいものがより引き立ち、すっきりと洗練された印象に。

置きたいものをあらかじめ決めておく

ニッチや飾り棚を作るときは、なんとなくではなく「何を、どのぐらいの量置きたいのか」を明確にしておくことが大切です。上でお伝えしたように置き方によっても印象が大きく変わるので、それを踏まえた上で設計・造作していくと、実用性もデザイン性も満足いただけるものになると思います!

いかがでしたか?米田建設では、お客様からヒアリングした要望に合わせて家具を造作するため、とても好評を頂いています。雑誌やネットで見つけた“あんな家具”も、ぜひご相談ください!